生き残るより共存
こんにちは。今日も相変わらず暑いですね♪
と汗をかきながら言ってみたい今年の夏。
お盆前の台風以降、福岡は殆ど雨か曇り…
そして本日の8月20日(水)も天気は雨のちくもり空です。
ことしは全く晴れ間が無い!と言っても過言ではないくらいの天気が続いています。そんな時夕方にちょっと太陽が顔を出すと嬉しかったり(笑)
移動が多い先生がたは、これでは本当に大変だと心配します。
先日、良くして頂いている医療機関の部長が車事故を起こされたそうで。
私も含め皆さまもお気を付けください。
さて、そんなこんなではありますが、早いものでお盆が過ぎました。
季節は暦上では秋!今年も残り4か月です。
お盆にTV言っていましたが、今年で戦後69年を迎えたそうです。お盆の時期にはそれに関するニュースやドキュメントを沢山目にしました。
この時期は何かと考えさせられることが多く、戦争を経験した人は最低でも69歳になるのだと思うと、時代が代わり今後またその記憶が薄れていくことを危惧してしまいます。
日本は古き時代からこの狭い国の中で争いを繰り返してきました。
最近話題の黒田官兵衛が生きた戦国時代の様に一つの争いが終わればまた次の争い。戦国の時代が終わり、平和になりそして次は外国との戦争!
最近は血の気が多い様には見えない日本人ですが、本当は血気盛んなのでしょうね。
お盆に仏壇の前で手を合わせ現状の報告をする時に、そんな乱世の中を乗り越えてここに存在することはとても価値の有る事なのだな!とフト感じさせられました。
言うたら縄文時代よりも遥か昔、人ではなかった頃からの遺伝子を受け継いでいるわけですから、その遺伝子と細胞が今に残っていると考えると、この命の価値はすごいですね。
命を繋いでくれたご先祖様に感謝!そして今在るのは一番身近な両親や祖父母のおかげ。
人間、自分が大人になったと思えるときが来たら最低でも親や祖父母には感謝しきらんとダメでしょうね。
と少し話はそれましたが、「生き残りより共存」についてです。
血気盛んと言いましたが、個人的に戦国の時代は全く終わっていないと思っています。
表向きの乱世は終わりましたが現在では政治家や企業間が行う乱世の真っただ中。
詳しくはないけれど政治ではJ党やM党やその他の争い。自動車業界ではT社やH社やN社などの争いを筆頭に、外車企業との争い。
などなど他にもありますが、個人的にはこれは十分に乱世の真っただ中であると思います。
更に良いものをユーザーに提供する事を目指して他社と争う企業は好きですが、値下げなどの価格競争をして他の企業と争っている企業はあまり好きではありません。
前職の話は前回記述しましたが、前職で中小企業の社長らから聞いた話ではやはり単価が下がる事や、お金が予定通り入らないことが企業衰退の大きな原因でした。
不景気だから安くしないと売れない!というかもしれませんが、価格を下げるイコール、薄利多売になり、薄利多売になれば利益は薄れ人件費に費やす資金が減り、人件費が上がらなければお金は使わなくなり、お金を使わなければまた価格を下げる。
値下げ手段が国内になければ、もっと価格を下げようと技術を海外に流出し、国内の企業が衰退し雇用が減る。
雇用が減ると安定できず子供が減り、今度は海外から攻められ、国内に人がいなければ海外の人員に頼る。
そうすれば国内の需要や雇用はまた減る。
なんだか負のスパイラルの様な気がしてなりません。
価格競争は薄利へつながり企業の体力を奪い、最悪の場合倒産を招く…
倒産を招けば日本独自の技術が消えることもあります。
TV番組の和風総本家の再放送を見ていると、世界に誇る沢山の技術が無くなりかけているのを目にしてとても心が痛いです。
ではどうするか。
企業間で競争をするのではなく、共存することがこれから必要ではないかと考えてます。
具体的にどうするかは今のところ検討がつきませんが…
でもたとえば
我欲を減らして譲り合う。
得意分野で住み分けをする。
体力のあるものが体力の無いものに力を貸す。
本来の企業の在り方について考える。
etc…
少し甘い考えかもしれませんが、こんな感じです。
私の業界では価格競争はあまりありませんが、だいたい同じ事がいえます。
他社との競争に勝つためや、会社の利益を上げる為の競争!
社会人経験のある中途社員の採用を行い、大した研修もなく実務をさせる。
契約が取れなければ減俸、解雇!
おびえた社員は無理な転職や就職斡旋を行う!
結果は言わなくともですね。
生き残る事は大事です。いや、すごく大事!
でもそのために何かしらの犠牲を出してはいけないと考えます。
全ての組織や、従事する人がそうではありませんが…
敵対や足の引っ張り合いや自己満足ではなく、お互いの利益を尊重し功績を褒め称え、相乗効果で伸ばしていく。
そんな人間関係や組織や国作りができればなと思う今日このごろです。
個人的な意見ばかりですのでそぐわない方はご容赦ください。
そういえば、先日フェイスブックである記事をみました。
鷹の話です。
鷹は最長70年生きるものもいるそうです。
40年を過ぎた頃に、くちばしが伸びて曲がり首に届く様になったり、爪が弱くなて獲物が取れにくくなったり、羽が多くなって重たくて飛べなくなったりするそうです。
そのまま土に帰る鷹もいるそうですが、長く生き残る鷹は、自らくちばしを岩にたたきつけて叩き割り、爪を剥ぎ取り、羽を一本一本抜くそうです。
それから半年ほど経つと小さなくちばしが再生され、爪も生え、新しい羽根が生える。
そして再び大空を飛べるようになるそうです。
人生も7~80年!
人はそうはならないけれど、壁にぶつかり現状のままで良いのか?と考えるときがあります。
その壁を自分で壊して次のステージに進むか進まないか…人も鷹も良く似ているのだなとその記事をみて考えさせられました。
そんなこんなで私も変化するときが来たようです。(笑)
おわり